「文化を繋ぐ
未来を築く」
万博国際交流プログラム
この取り組みは、2024年度から2025年度にかけて日本の内閣官房によって実施される「万博国際交流プログラム」の一環です。このプログラムは、開催予定の大阪・関西万博と連携し、地元住民と万博参加国の交流を継続的に促進することを目的としています。参加国の一つであるガーナは、この取り組みにおいて重要な役割を果たしています。
プログラムの目的は、日本と参加国の相互理解を促進し、地域の課題に取り組み、文化交流を活性化することにあります。例えば、利府町と宮城アフリカ協会（AFAM）の連携を通じた取り組みが挙げられます。利府町は、AFAMと緊密に協力し、ガーナの機関や市民と日本の地域社会をつなげています。この協力を通じて、持続可能な文化的架け橋を築き、世界遺産に対する共有理解を深めることを目指しています。
大阪・関西万博 2025
2025年大阪万博のテーマ「いのち輝く未来をデザインする」は、より良い未来を構築するために各国、組織、個人が集結する世界的なイベントです。万博では、健康、環境、コミュニティ形成の課題に対する革新的な解決策に焦点を当て、持続可能な世界の共有ビジョンを目指します。190以上の国と地域が参加するこのイベントは、文化交流、技術革新、そして国際的な課題に対する協力のためのプラットフォームを提供します。万博のガーナパビリオンでは、ガーナの豊かな遺産、創造性、そして未来志向の取り組みが紹介され、訪問者にとって重要な魅力となるでしょう。
交流プログラムについて
利府町-ガーナ文化交流プログラムは、教育と文化交流を通じて日本とガーナの絆を強化するための共同取り組みです。2025年2月15日から22日にかけて、利府町の代表者6名とAFAMの代表者2名を含む8名の代表団が、文化交流プログラムの一環としてガーナを訪問します。このプログラムは以下の2つの主要な活動で構成されています：
- SWESCO訪問:
- 利府町代表団8名（町長、町職員、地域リーダーなど）が、SWESCOを訪問し、対面での文化交流を行います。
- 活動内容には、学校関係者との意見交換、文化パフォーマンス、伝統や教育実践の共有を目的としたインタラクティブなセッションが含まれます。
- オンライン学生交流:
- 中学校生徒12名とSWESCOの生徒24名が、バーチャル文化交流に参加します。
これらのセッションは、学生同士が自国の文化や伝統、視点を共有する場を提供し、国際的な友情の精神を育むことを目的としています。
利府町はどんな町？
宮城県の中心部に位置する利府町は、伝統と現代が調和した魅力的で活気ある地域です。特に桜の季節には、公園や庭園が美しいピンク色に染まり、その景観で有名です。
また、利府町はスポーツ文化でも知られ、2002年のFIFA日韓ワールドカップのサッカー試合が開催された宮城スタジアムの所在地でもあります。2022年からはモータースポーツによる街づくりに取り組んでおり、将来はWRC（世界ラリー選手権）の開催を目指しております。また、日本の伝統神事である流鏑馬（やぶさめ）を新たな利府町のスポーツ文化として競技大会を開催しており、将来は世界へ発信できるスポーツとなるよう取り組んでいます。
SWESCOはどんな学校？
Swedru Senior High School（通称SWESCO）は、ガーナ中央地域の活気ある街、スウェドゥルに位置するガーナで名門の教育機関の1つです。1959年に設立されたSWESCOは、学業の卓越性と文化的誇りの豊かな歴史を持っています。
学校は、学業、リーダーシップの育成、特に芸術やスポーツの課外活動への強い取り組みで知られています。SWESCOの文化団は、ガーナの伝統的な音楽とダンスを披露する魅力的なパフォーマンスで有名です。また、卒業生には各分野で活躍する著名人が多く、未来のリーダーを育成する拠点となっています。
UPCOMING EVENTS
Rifu Town & AFAM Visit To Ghana
Online Cultural Exchange - Rifu Students and SWESCO
日本とガーナの友情の架け橋になろう
• 万博期間中、ガーナパビリオンにて文化大使としてボランティアに参加
• 利府町とガーナの文化交流を広めるボランティアとして活動
この取り組みを通じて、友情の架け橋を築いていきましょう！
メール
contact.afam@afam-org.com
電話
+81-22-376-4092